転職と収入額と時間

皆さんは、転職を考える時に、何を一番に重要視しますか?役職、ポジション、収入額、職種、駅近、勤務地、雇用体系などなど、条件を考え出したら止まらないのが常ではないでしょうか。そこには、何の為に働くのだろうかという哲学的な考え方が重要となってくるでしょう。ハウツー本や、啓発本には、ある程度の成功者への導きのような雛型的なライフスタイルは書かれていますが、それらの成功例は、皆さんのライフスタイルに沿って作成されたものではないと言えるでしょう。重要な事は、そういった雛型を参考に、皆さん自身の転職スタイルの基盤を見極める事ではないでしょうか。実は、簡単な事とも言えます。まずは、何を一番に転職を考えるのか、3番手ぐらいで、自身の希望を描いてみましょう。そうなると、市場に出回っている求人などが、ある程度しぼり込まれてきます。採用、不採用は二の次です。自分が、何をしたがっていて、どういったライフスタイルを望んでいるのかが絞り込まれてくる事で、余分な労力を切り捨てる事ができるでしょう。とりあえずの押さえやすべり止めの求人応募は、生活の為には必要ですが、すべり止めを3つ応募し、それぞれに書類を作成し、面接を行うとどれだけの労力を費やす事になると思いますか?すべり止めは、全て入る入社する可能性のある職場と言えます。2番手、3番手と考えずに、同じ土俵で自分なりに、それぞれの会社を評価してみましょう。自分が受ける会社が、自分にとってどのようなメリットがあって、デメリットがあるのかを書き出してみるのも良いでしょう。実際には、入社してみないと分からない事は多いはずですが、自身の転職への行動に軸を作る事は重要な事でしょう。私の友人T美さんが、転職の求人探しをしていた際に、一番に掲げた条件は、通勤距離でした。彼女は、時間とお金を同等に考えるタイプの人だったので、収入額よりも通勤距離を、転職の職場選びの尺度として考えていたようです。現在在籍しているD社が、通勤に1時間半かかるのに対し、転職を決めたC社は、D社の収入額のおおよそ3割減するとはいえ、通勤時間は約30分ほどでしたので、彼女は、転職する職場として、比較的通勤時間の短いC社を選択していたようです。友人T美さんは、毎日通勤時間で浮く2時間を時給計算する事で、自分にはD社へ残こるのか、それとも通勤時間の短いC社への転職が得なのであろうか、という計算をしたそうです。タイムイズマネーという考え方には、納得してしまいましたが、その浮いた毎日の2時間で彼女がした事は、何であったと思いますか?T美さんは、通勤時間で得た2時間を活用したそうなのですが・・・、その主な時間は読書でした。通勤の電車の中で、出来るではないか?と考える人も多いと思いますが、彼女は、帰宅が1時間早まった事で、自宅の最寄りの図書館に通う事が可能となったそうなのです。図書館で本を借りるという事で、家計費用を抑え毎月の書籍の出費の節約ができたとの事でした。節約イコール収入という考えのもと、以前のD社時の収入額と比較すると、なんと節約によって最終的には、毎月手元に残る金額がアップしたそうです。毎日、2時間の浮いた時間を有効に使う事で、家事をうまくこなすコツがつかめるようにもなり、お弁当を活用したりすることで以前よりも外食も減り、食費もだいぶ節約が可能となったそうです。T美さんのタイムイズマネーの観点から考えた転職の職場選びは、吉と出たのではないでしょうか。

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