人生の節

人生の門出、節目には、「卒業」「や「入学」がありますよね。その他には、「就職」「定年」「結婚」「離婚」「出産」「転職」「引っ越し」などなど、人生には、様々な門出や節目が存在します。その節目、節目では、皆さんの前に先行きの見えない分岐点が現れるのではないかと思います。人生には、うまく行く事ばかりではなく、挫折や後悔、失敗などが必ず付きまとうものです。人生の節目、分岐点では、誰しもが成功や成就を夢見て突き進むものですが、どんな道に突き進もうとも、人には、その人なりの役割があり、その場では努力が報われない事もしばしばあるはずです。どんな人生の頂点、底辺にいても、そこは通過点である事には間違いなく、そんな中で人生の節目とは、日常として見ている風景を180度変えるような出来事を引き起こす可能性も秘めています。先日、ふと駅の構内の書店で手にした雑誌に、人生の節目のエッセイとして、ある人物の転職話が取り上げられていました。興味深かったので、雑誌を切りぬき手帳にしばらく挟んでおいたほどです。
そのエッセイの主人公は、作者自身なのですが、彼女が「転職」を人生の中で繰り返してきた理由がそこに記されてありました。彼女は、「プロフェッショナル」をめざす為に転職を試みたと、そこに書き記していました。皆さんは、自分の仕事にプロ意識を感じた事はありますか?そのエッセイの中では、彼女にとってプロフェッショナルを生む事は、同じ仕事に長年、もしくは生涯をかけて就く事ではなく、人生の節目、節目で、今の自分には何が必要で、何をしたいのかをきちんと考え、行動を取る事なのだそうです。その為には、人生街道を、ただひたすら突っ走るのではなく、節目に辿り着いたなと感じた時に、流れに身を任せるのではなく、きちんと考える時間をもち、自分に与えられた選択枠をきちんと見極め、その中から「選択する能力」を磨くという努力をしてきたそうなのです。結果的には、節目、節目で、彼女が選択した道のりは、転職を繰り返す事だったそうですが、今、自分がエッセイストとして、世の中に必要とされているのは、そのお陰だと断言できるとそう力強く書き記していました。人生の節目とは・・・、単なる「卒業シーズン」や「就職シーズン」ではなく、自分に訪れる「チャンス」なのだそうです。節目で重要な事は、自分を俯瞰してみる事、自分の奥底の声をきちんと聞く努力をして、長期的な目標に基づいた、今現在、自分のやりたい事をみつける、そんな努力を重ねた結果、少しずつなりたい自分に近づいているのだそうです。その境地では、周囲との収入の格差や、ステイタス、昇進などといった欲で満たされる自分への満足は一切なく、そういった目に見える尺度の目安はあっても、あくまでも人から必要とされる自分の能力や経験が、日々を動かす糧となり、自分を突き動かしていくそうなのです。プロフェッショナルに近づけば近づくほど、やらなくてはならない事がみつかるので、自分の目指す先は遠く感じますが、節目に立つ度に、選択枠が広がるので、ワクワクするとエッセイを綴っていました。皆さんは、人生の節目について考えた事はありますか?今現在は、通過点でもあり、節目かもしれないという、自身を俯瞰する目で、一度、立ち止まってみてみましょう。彼女のように、年齢とともに選択枠が広がるなんて、素敵な事ですよね。そんな風に感じて、雑誌から切り取った記事の切り抜きを、手帳に挟み込みました。

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