知人の紹介

採用活動が上手くいかない企業、あるいは規模の小さな企業は、知人の紹介を頼りに新入社員を迎えることがあります。俗に「縁故採用」と呼ばれていますが、専門家の間では「リファラル採用」という呼称で通っています。知人の折り紙付きであれば、経営者も安心することが出来るため、採用活動の最終兵器とも言える方法ですが、気を付けなければいけないこともあります。それは、紹介者の目が一般的な選考プロセスを上回っているとは限らないということです。たとえ紹介された人物であっても、念のため面接や基本的な筆記試験は課した方が無難でしょう。万一ミスマッチが生じたら、紹介してもらった手前、扱いに困るのは想像に難くありません。早い段階でミスマッチに気付くことが出来たら、傷は浅くて済むはずです。縁故採用のメリットはコストが掛からないこと、知人に頼れることでしょう。デメリットはその知人に気を遣わなければならないことだと言えます。ですから知人に対する信頼が非常に高い場合は縁故採用も選択肢に入りますが、万一に備えて準備することが大切なのです。実は縁故採用のノウハウはベンチャー企業でも蓄えられつつあります。よく見られるのは、紹介者が社員である場合、その社員にインセンティブが払われるパターンです。このパターンの良いところは、社員が優秀な友人を積極的に紹介することが期待できる点です。ベテランの社員だけでなく、新入社員も参加する会社は少なくありません。

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